富士「曽我寺」の解説~曽我兄弟の墓をお参り

富士「曽我寺」

富士「曽我寺」

富士の曽我寺(そがでら)は、静岡県富士市久沢にある寺院です。

富士「曽我寺」

正式名称は、正式には鷹岳山「福泉寺」なのですが、通称・曽我寺として知られています。
なんでも、近くの鷹ヶ岡(富士市鷹岡)で曽我五郎が斬られたあと、川が増水して、曽我十郎の亡骸も流れてきたので、曽我五郎の墓のそばに葬られたと伝わるようです。
境内には、曽我兄弟の銅像も建てられていました。

曽我兄弟の銅像

他にも、福泉寺の境内には曽我兄弟の墓があり、江戸時代から東海道を往来する人々は、わざわざ寄り道して、参詣したといわれています。
かつては凡夫川右岸にあったものが洪水で流されたため、現在の場所に移ったと伝わります。


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下記は、曽我兄弟の墓となります。
墓所は、とてもきれいに整備されていました。

曽我兄弟の墓

ただ、お参りさせて頂きまして、ちょっと、ビックリです。
真ん中に、新しい五輪塔が配置されているのですが、なんと、昔からある古い五輪塔が、脇に追いやられてしまっている印象です。

昔からある古い五輪塔が、脇にあり、

色々と、武将など墓も、数多くお参りさせて頂いておりますが、古い墓よりも、新しい墓石が目立つような配置、しかも、中央が新しくものになってしまっているのは、はじめて拝見いたしました。
礼節を欠いているわうに感じてしまうのは私だけでしょうか?
戦国時代・江戸時代と、長年、曾我兄弟の供養をし、守ってきたご先祖様に、怒られてしまうのでは?と感じました。


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虎御前化粧坂の少将の辞世の歌を刻んだ石碑や、曽我兄弟の墓の向かい側には、曽我五郎之末孫・伊東家の墓もありました。

伊東家の墓

曽我兄弟が仇討ちを果たした5月28日に合わせて、最近まで、曽我兄弟の供養祭が毎年盛大に行なわれていたようです。

交通アクセス

JR身延線の入山瀬駅から、約600m、徒歩10分ほどの距離です。
富士・曽我寺の入口に、4台ほどの駐車スペースと、公衆トイレがありました。
ただ、駐車スペースは、お寺訪問と、関係ない地元との方も、クルマを止めているようで、1台分しか、空いていませんでした。


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駐車場の場所などは、当方のオリジナル関東地図にてポイントしております。
スマホで表示して、目的地として選択し「ナビ開始」にすれば、カーナビ代わりにもなります。
自動車用、歩行用でも、ナビとしてお使い頂けます。

なお、曽我兄弟の墓に関しては、曾我氏の本拠地である相模・曽我城(曽我氏館)周辺にもあります。

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