運慶(うんけい)の解説~日本各地に数々の国宝・仏像を残した鎌倉を代表する仏師(鎌倉殿の13人)

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運慶

運慶とは

運慶(うんけい) は、平安時代後期から鎌倉時代初期の仏師で、日本彫刻史上もっとも有名な作家である。
<注釈> 仏師(ぶっし)とは、仏像を専門に作った彫刻家の事。
2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、仏師・運慶役を俳優の相島一之さんが演じられる。

運慶の出自は定かではなく生年もわかっていない。
現存している最古の作品は、奈良・円成寺の大日如来像(国宝)で平安時代末期の1176年に完成している。
その円成寺・大日如来には、大仏師康慶実弟子運慶との記載があるため、奈良の仏師である康慶の子であることは判明している。
仏師・康慶は奈良・興福寺が活動拠点。
運慶の子としては、1173年に長男・湛慶(たんけい) が生まれている。
<注釈> 湛慶はのちに京都・三十三間堂の本尊である千手観音(国宝)を完成させている。


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奈良においては平重衡によって焼かれた東大寺・興福寺の再建に携わり、たくさんの力作を残した。

吾妻鏡によると、1185年、源頼朝に呼ばれて、勝長寿院の本尊「阿弥陀如来像」を造るため鎌倉に入っている。
1186年には、北条時政の菩提寺・願成就院の阿弥陀如来像など(国宝)を造り始めた。

写実的で剛健な作風は「運慶様式」と呼ばれ、運慶作とされる仏像は日本各地の寺院にある。
東京国立博物館を訪れると運慶作の仏像も展示されているので拝観可能だ。

1203年には、運慶が中心となり奈良・東大寺南大門の金剛力士立像(国宝)を製作。

晩年の多くは鎌倉での仕事で、1216年には、源実朝の養育係・大弐局の発願である、神奈川・称名寺光明院の大威徳明王像(国重要文化財)のほか、和田義盛夫妻を願主とした三浦半島・浄楽寺の国指定重要文化財の仏像5体、源実朝の持仏堂、北条義時の大倉薬師堂、北条政子の勝長寿院・五大尊像などを手がけた。


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約60年にわたる仏師としての生涯を送り、1224年、運慶は死去。

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