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元鶴岡八幡宮(由比若宮)
元鶴岡八幡宮は、神奈川県鎌倉市材木座にある神社で、由比若宮、元八幡とも呼ばれます。
創建としては、平安時代の1063年8月、河内源氏・源頼義が、前九年の役からの帰り道に、鎌倉に立ち寄り、河内源氏氏神の壷井八幡宮あるいは京都・石清水八幡宮を勧請し、由比郷に鶴岡若宮を設けたのが始まりです。
茅ヶ崎にあった懐島八幡宮を移転させたと言うのが正しいところです。
石清水八幡宮に戦勝祈願をしていた、鎮守府将軍・源頼義は、そのお礼も込めて、八幡宮を勧請して、祀りました。
なお、東北に行く前に、勧請したなど、諸説あります。
当時、鎌倉は平直方の領地のひとつでしたが、平直方は、娘を、源頼義に嫁がせ、鎌倉・大蔵邸を譲渡し、鎌倉を源氏に与えました。
その後、源頼義は、相模守となったようです。
源頼義は、東京・杉並区の大宮八幡宮も、創建しています。
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その後、源頼義の長男・八幡太郎義家(源義家)も、鎌倉を訪れると、社殿を修復したとあります。
1180年10月7日、源頼朝は、初めて鎌倉に入ると、真っ先に、源氏の象徴でもある、この由比若宮を訪ねて、お参りしたと言います。
そして、10月12日には、八幡宮を、由比郷から小林郷北山、現在ある鶴岡八幡宮の場所に、移転することを決定しており、残ったこの社は、元八幡宮となりました。
鎌倉時代や鎌倉武士の原点が、元鶴岡八幡宮(由比若宮)と言えるかも知れません。
大正時代、作家の芥川龍之介が、敷地内の小山荘に住んでいました。
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由比若宮は、初詣でも賑わうところです。
見学所要時間は5分~10分ほどで、トイレはありません。
交通アクセス
鎌倉・元鶴岡八幡宮(由比若宮)への行き方ですが、JR鎌倉駅の東口「6番」バス乗り場から、九品寺循環に乗車して、元八幡バス停下車の徒歩1分となります。
ただし、元八幡バス停の道路は、一方通行でして、バスが鎌倉駅方向に向かう際にしか、止まりません。
要するに、バスは、大回りした帰りに、元八幡バス停に寄るため、鎌倉駅からバスに乗車する場合には、病院前バス停で下車して、徒歩3分のほうが、早いと存じます。
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鎌倉駅または和田塚駅から歩くと、15分くらいの距離ですので、歩いても良いでしょう。
車の場合、コインパーキング利用となりますが、少し離れています。
クルまでは、入れないような道を進むと、元鶴岡八幡宮(由比若宮)があります。
場所は当方のオリジナル地図にてポイントしてありますので、事前確認なさると良い場所です。
地図の検索窓から「元鶴岡八幡宮」と検索して頂けると、すぐに表示されるかと存じますし、スマホでカーナビ代わり(歩くナビ)にもお使い頂けます。
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