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八王子神社(本村)の説明
茅ケ崎市本村4-13-40にある神社です。
国道1号線にある茅ケ崎1里塚から辻堂方面にゆっくりめの徒歩で10分弱。
国道1号線を少し入った処にあります。
創建は定かではありませんが、境内にあるご由緒の看板を拝見しますと、
古くより「八王子権現」として祀られており、
旧社領地内に郷土開拓時代の墳墓が所在し、
鎌倉幕府開府後は、元弘3年(1333年)5月18日、新田義貞が鎌倉幕府討ち入りの際に祈請し
建武2年(1336年)、上洛の途次に社参し、社殿を改修して奉斎の誠を捧げられておる、との事です。
また、慶安2年(1649年)には、三代将軍徳川家光より、八王子権現鎮守となり、
社領500石余の御朱印を賜ったそうです。
明治5年(1872年頃)、神仏分離が行なわれ、円蔵寺の別当を停め、八王子神社と改称したそうです。
この神社が鎮座する「本村(ほんそん)」という地名は、
この神社「本尊(ほんぞん)」が由来である、との説もあるそうです。
明治以前は神仏習合でしたから・・・。
ご利益は五穀豊穣、家内安全、身体壮健、交通安全、学業成就、武運長久、
郷土開拓の守護神のほか、旅人の道中安全祈願、とのことです。
ご祭神は明治の神仏分離以降は、八王子大神で、
八王子大神とは、天照大御神と須佐之男命との誓約の際に生まれた
5男3女の神々の尊称で
市寸嶋比売命、多紀理毘売命、多岐都比売命、
正勝吾勝速日天忍穂耳命、天之菩卑能命、天津日子根命、
活津日子根命、熊野久須毘命です。
大きな祭事としては、
神奈川県の民俗資料として無形文化財に指定されている浜降祭です。
現在は海の日(2019年は7月15日)に早暁の茅ケ崎海岸に近郷より
30数基の神輿が集まる勇壮な祭典です。
境内には「八坂神社」「天満宮」「護国神社」も祀られております。
有名な「力石」も祀られています。
社殿は細やかな彫刻が施され、厳格で立派な建物です。
境内にある梵鐘
1回、鐘を撞く(つく)事が出来ます。
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