三島大神にある橋石
史跡

三島大神にある橋石

茅ケ崎市萩園にある三島大神(みしまおおかみ)の境内にあります。
三島大神の所在地は
神奈川県茅ケ崎市萩園1719

ご祭神:
大山祇命 ( おおやまつみのみこと )
誉田別命 ( ほむだわけのみこと )
菅原道真 ( すがわらみちざね )

創建の年代は不明ですが、一説によりますと
源頼朝が三島大社から分祀したとも伝えられております。
茅ケ崎市の無形民俗文化財である浜降祭に参加しております。

写真の橋石は小出川にかかっていたもので
古くより番場川の橋として旧萩園村の人々から親しまれていたそうです。
今でもこの地域に「番場」というバス停があります。
大正12年(1923)9月1日の関東大震災で橋が崩壊してしまい、
その後河川改修が行われ、萩園橋として生まれ変わりました。
石は江戸時代中期のものと伝わるそうです。
小さいほうの石の側面には「元禄14年3月」記念銘が確認できるそうです。
この石は村の中央を貫いていた街道の石橋の十字路にあったそうです。
なお、この街道とは八王子道(はちおうじみち)のことです。
茅ケ崎市今宿の松尾神社、萩園の三島神社、常顕寺、満福寺など
古くからの社寺が並び、
その先は寒川町、海老名市、座間市、相模原市、八王子市と続き、
途中に中原街道、矢倉沢往還道などの古道と交差します。
横浜から始まる八王子道は「絹の道」と呼ばれ、
今宿からの八王子道は「さかな道」と呼ばれたそうです。

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投稿者

神奈川県




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