蘆屋道満(あしやどうまん)とは 民間の陰陽師?

蘆屋道満

蘆屋道満(あしや-どうまん)は、平安時代の呪術師で非官人(非正規)の陰陽師(おんみょうじ)です。
別名として、道摩法師(どうまほうし)がありますが、同一人物ではない可能性もあります。
出身は播磨国の岸村(兵庫県加古川市西神吉町岸)とされ、若いころから陰陽師として活躍しました。
本来の陰陽師は宮仕えの正規の役人(国家公務員)と言う立場ですが、蘆屋道満は勝手にやっていると申しましょうか、民間の陰陽師となります。
ただし、高階光子という貴族の女性が重用したと言う記録もあるともされます。


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陰陽師としての能力・霊力はあり、安倍晴明に勝るとも劣らなかったとされ、お互いにライバル関係にあったらしいと言う事から、小説や映画などでは、悪役のような感じで登場するケースが多いです。

蘆屋道満が得意だった修験道の秘法は「九字切り」とされ、模した紋はドーマンとも呼ばれます。
安倍晴明の紋である五芒星「セーマン」と共に、魔除けの印として現在にも伝わります。

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