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赤羽根神明大神とは?
神奈川県茅ケ崎市赤羽根468所在の赤羽根神明大神を紹介します。
赤羽根神明大神(あかばねしんめいおおかみ)
ご祭神:
天照大神 ( あまてらすおおみかみ )
合祀神:
素盞嗚命 ( すさのおのみこと )
菅原道真 ( すがわらみちざね )
福都日神 ( ふくつびのかみ )
例祭:
1月1日 元旦祭(がんたんさい)
7月15日 浜降祭(はまおりさい)
9月17日 例祭(れいさい)
アクセス:
JR相模線「北茅ケ崎」駅から徒歩25分位。
「高田熊野神社」前の道である県道44号線を辻堂方面(東方向)に
歩いていくとやがて赤羽根神明大神の一の鳥居にたどり着きます。
道は狭いですが、乗用車の往来が頻繁なのでご注意ください。
なお、県道44号線は正式名称を神奈川県道44号伊勢原藤沢線といいます。
この道路の元は
江の島から田村(平塚市)を経由し、
大山へ向かう田村通り大山道が元になっています。
ご由緒(境内看板より):
合祀の三神は、八雲神社・天満宮・荒魂神社等の神様でしたが、
明治43年に合祀されました。
新編相模風土記稿によれば、11世紀後期に
陸奥守源義家の建立に伝うと記されているそうです。
慶安2(1649)年には、三代将軍である徳川家光公より
社領6石の御朱印を賜ったとあります。
度々再建され、元和7(1621)年、宝永2(1705)年の
棟札が現存し、明治に入り、
神仏分離以降は明治17(1884)年に再建されました。
そして新湘南バイパス建設計画にあたり、
昭和57(1982)年に新しく移築されました。
境内には樹齢数百年の樹木が並んでいます。
<福都日神(福津日神)>
本来は邪神とされてきたという説があります。
「禍津日神(まがつひのかみ)」と同一神格とされています。
「禍津日神(まがつひのかみ)」とは災厄の神です。
祟り神ではないですが、この神を祀ることで
災厄から逃れられると考えられるようになり、
厄除けの守護神として信仰されるようになったそうです。
但し、看板には荒魂神社からの合祀、と記載されています。
江戸後期の国学者である平田 篤胤(ひらた あつたね)は
禍津日神は須佐之男命の荒魂である、と唱えたそうです。
また、同じく江戸後期の国学者である本居宣長は
禍津日神を祓戸神の一柱である瀬織津比売神と同神と唱えました。
神奈川県神社庁の記載ですと「福津日神」とありますが、
神明大神のご由緒の看板ですと「福都日神」とあります。
赤羽根神明大神の二の鳥居から社殿を眺める。
境内は綺麗に清掃され、地元の方が熱心に参拝されていました。
こちらの神社も毎年海の日に開催される
茅ケ崎市の無形民俗文化財である「浜降祭」に参加しています。
明治に入る前は神仏習合で満蔵寺という寺院がありましたが、
今は廃絶され姿を消しました。
その名残でこちらの神社にも梵鐘があります。
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