木戸孝允(桂小五郎)

木戸孝允(桂小五郎)

桂小五郎(かつらこごろう)は幕末の長州藩士として倒幕に尽力し、長州藩の中心人物として明治新政府設立を果たした維新の十傑のひとりです。
7歳の時に桂家の養子となましたが150石の家でしたので、中堅武士と言えるでしょう。
子供の頃には吉田松陰の松下村塾にて学び、私費で江戸に赴いて剣術を磨いています。
ペリー来航となると刺激を受けて、久坂玄随や高杉晋作らと攘夷を推し進めました。
しかし、下関戦争で長州藩が敗れると、攘夷は不可能と悟り、藩論を尊攘から倒幕へと導きます。
薩摩藩の西郷隆盛らと薩長同盟を結ぶと、倒幕挙兵の長州藩代表となり、大久保利通らと王政復古を実現しました。
新政府で参与となり、五ヵ条の誓文では、その立案に関与し、木戸孝允(きどこういん)と改名しました。
また、版籍奉還・廃藩置県を唱えて推し進め、念願である都道府県の始まりを実現しています。
岩倉具視が大使となった岩倉使節団の副使として西洋諸国を視察したあとは、内政重視の立場から征韓論に反対し、大久保利通と意見があわなくなりまのす。
そのため、一時下野しますが、大阪会議後政府に復帰すると、第1回地方官会議の議長を務めました。
しかし、病を得て、京にて療養していましたが、西南戦争のさなか「西郷よ、いいかげんにしないか」と言い残して亡くなっています。
木戸孝允は享年45となります。

短く木戸孝允(桂小五郎)に関して説明致しますと上記の通りになりますが、もちろん、木戸孝允(桂小五郎)が関わった偉人は、もっとたくさんいます。
例えば、同じ長州の伊藤博文などですね。

大河ドラマ・映画などで桂小五郎を演じた俳優さん

※敬称略・順不同

竜崎勝『竜馬がゆく』(1982年、テレビ東京12時間超ワイドドラマ)
石橋正次『白虎隊』(1986年、日本テレビ年末時代劇スペシャル)
風間杜夫『田原坂』(1987年、日本テレビ年末時代劇スペシャル)
あおい輝彦『五稜郭』(1988年、日本テレビ年末時代劇スペシャル)
篠田三郎『坂本龍馬』(1989年、TBS大型時代劇スペシャル)
中村雅俊『奇兵隊』(1989年、日本テレビ年末時代劇スペシャル)
田中健『翔ぶが如く』(1990年、NHK大河ドラマ)
石黒賢『竜馬がゆく』(1997年、TBS大型時代劇スペシャル)
黒田アーサー『徳川慶喜』(1998年、NHK大河ドラマ)
勝野洋『新選組血風録』(1998年、テレビ朝日)
阿部寛『蒼天の夢 松陰と晋作・新世紀への挑戦』(2000年、NHK正月時代劇)
原田龍二『竜馬がゆく』(2004年、テレビ東京新春ワイド時代劇)
石黒賢『新選組!』(2004年、NHK大河ドラマ)
榊英雄『白虎隊』(2007年、テレビ朝日新春スペシャルドラマ)
スズキジュンペイ『篤姫』(2008年、NHK大河ドラマ)
谷原章介『龍馬伝』(2010年、NHK大河ドラマ)
野村宏伸『新選組血風録』(2011年、NHKBSプレミアムBS時代劇)
及川光博『八重の桜』(2013年、NHK大河ドラマ)
東山紀之『花燃ゆ』(2015年、NHK大河ドラマ)
玉山鉄二『西郷どん』(2018年、NHK大河ドラマ)

※他にもありましたら、コメント欄よりのお寄せ願えますと幸いです。

桂小五郎に関してもう少し詳しく知りたいと言う方は、下記などが参考になるかと存じます。

(参考)

木戸孝允(桂小五郎)の解説 長州藩を救った見識家

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