山岡鉄舟(山岡鉄太郎)

山岡鉄舟(やまおか-てっしゅう)は、幕末に活躍した幕臣であり剣豪で、母の先祖には塚原卜伝がいます。
千葉周作らに剣術、そして、山岡静山から忍心流槍術の槍を学ぶと、望まれて山岡家の婿養子となりました。
清河八郎が浪士組を結成した際には、共に京に上り、将軍・徳川家茂の警護に当たりました。
無骨者であったとされ、鳥羽伏見の戦いでは、精鋭隊頭となり徳川慶喜を守っています。
徳川慶喜が江戸城に戻ると、迫ってくる新政府軍の西郷隆盛を訪ねて駿府城に赴き、勝海舟との会談を実現させました。
このように、徳川家の救済と江戸城の無血開城に尽力しています。
明治維新後は、静岡藩権大参事、伊万里県知事などを歴任し、また、侍従、宮内大丞、宮内少輔も担っています。
明治21年、皇居に向かって結跏趺坐（けっかふざ）のまま、胃癌で死去しました。享年53。

山岡鉄舟の格言・名言ですが、下記のような言葉を残しています。

自然は教師なり、自然を眺めて学び、自然に即して考える。

自然をお手本として学び、自然に逆らわず考えて生きて行くと言う事は、とても大切ですね。

大河ドラマ・映画などで山岡鉄舟を演じた俳優さん

※敬称略・順不同

藤本隆宏「西郷どん」（2018年、NHK大河ドラマ)

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(参考)

山岡鉄舟　幕末の剣客にして江戸城開城に貢献した幕臣