白山比咩神社 白山信仰の中心地で加賀一宮

白山比咩神社

白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)は、石川県白山市三宮町にある加賀国一宮の神社で、日本全国2000社以上ある白山神社の総本社となります。
ご神体としては、石川県・岐阜県の県境にそびえる白山(標高2702m)を神体山として祀っている神社で、麓の白山市にあると言う事になります。
幸多き1年であることを祈る「初詣」先としても大変人気の神社です。


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白山比咩神社の創建としては、ヤマト王権の初の天皇ともされる崇神天皇(すじん-てんのう)が紀元前91年頃?に、白山を遥拝する「まつりのにわ」を創建したとされます。
その後、応神天皇(おうじん-てんのう)が、297年頃に、手取川の河畔「十八講河原」に移し、716年には手取川沿いの「安久濤の森」に社殿堂塔が造営されました。
鎌倉時代には、源頼朝の寄進もあり、1186年には源義経が参拝しています。
1480年、大火にて40余りの堂塔伽藍が焼失し、加賀一向一揆の本願寺勢力が台頭したこともあり衰退していたようです。
その後、前田利家金沢城に入ると再興されて、白山本宮である白山比咩神社が復興を遂げました。

白山比咩神社

江戸時代の1770年には、加賀藩10代藩主・前田重教(まえだ-しげみち)が、本殿を造営しています。

白山比咩神社

現在のご祭神は、白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)・菊理媛神(くくりひめのかみ)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の3柱(はしら)です。
白山霊水は、延命長寿の霊水として名高い白山水系の伏流水で、北参道の手水舎横にて湧き出ています。
白山の3つの峰を象徴する岩が祀られた「白山奥宮遥拝所」(おくのみやようはいしょ)にお参りすると、白山に登山したのと同じご利益があるそうです。

白山奥宮遥拝所

毎月1日は、「おついたちまいり」の参拝者でにぎわいます。
御朱印も、毎日、もちろん頂けます。
縁結びの神社としても知られる「白山比咩神社」(しらやまさん)にお参りし、鶴来の町並みやパワースポットを堪能する旅に良いところです。


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白山比咩神社への交通アクセス・行き方ですが、北陸鉄道石川線の終点・鶴来駅からタクシーで約5分、歩くと25分くらいですが、レンタサイクル(貸自転車)もあります。
または加賀白山バスの「瀬女行き」を利用して「一の宮」バス停下車となります。
無料の駐車場は3箇所合計で460台確保されていますが、お正月は混雑気味ですので、鶴来駅からのシャトルバスも一考なようです。
通常時期の駐車場入口は、当方のオリジナル地図にてポイントしてあります。

白山比咩神社の駐車場

白山比咩神社の観光所要時間は20分~30分以上といったところです。
時間が許せば、獅子吼高原ゴンドラとセットでどうぞ。

獅子吼高原ゴンドラ 標高630mから望む雄大な景観スポット
舟岡山城 前田家の重臣・高畠定吉
白山白川郷ホワイトロード

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