阿弥陀寺
会津・阿弥陀寺(あみだじ)は、福島県会津若松市七日町にある寺院です。
江戸時代初期の慶長8年(1603年)、良然和尚が開山した浄土宗の寺となります。
幕末の会津戦争の際に、新政府軍の攻撃にて、堂宇が消失しました。
その後、明治3年、鶴ヶ城(会津若松城)の小天守にあたる「御三階」(ごさんかい)が焼け残っていたのを、移築して、仮の本堂にしたようです。
御三階櫓
御三階(おさんかい)は、会津・若松城の本丸にあった櫓でした。
松平家の城主や重臣が、会議を行ったこともあると伝わります。
遠くから見ますと、3階建になっています。
しかし、内部は、4階建ての構造で、わからない階層があると言う、隠れることも想定された建物です。
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将来的には、鶴ヶ城の本丸のにある、櫓跡(元の場所)に移築するか、復元するか?と言った計画もあるようですので、楽しみです。
斎藤一の墓
阿弥陀寺の境内には、戊辰戦争戦死者が埋葬された東軍墓地もあります。
その一角には、会津藩士で、会津戦争を奮戦した、斉藤一の墓もありました。
斎藤一(さいとう-はじめ)は、新選組の隊士でしたが、土方歳三が負傷したため、会津に入ると新選組を指揮しました。
会津戦争が迫り、土方歳三が、榎本武揚と合流するため、会津を離れた際に、斎藤一は「会津を見捨てるのは正義ではない」として、一部の有志と会津に残り戦いました。
交通アクセス
JR磐越西線の会津若松駅から「まちなか周遊バス」ハイカラさん・あかべぇに乗車して、七日町駅バス停下車して、目の前です。
只見線の七日町駅からだと、徒歩2分となります。
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駐車場はありませんが、七日町浪漫デッキ駐車場(有料駐車場)があり、徒歩1分です。
・斎藤一とは~新選組の中でも腕の立つ剣士 会津藩と運命を共に
・高木時尾~ 山本八重の親友で新選組・斉藤一の妻
・会津若松城(会津・黒川城)の歴史をわかりやすく解説【日本100名城】駐車場・交通アクセスも
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