藤原実資をわかりやすく1分で解説【光る君へ】藤原道長に実権を奪われた小野宮流の祖

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藤原実資

藤原実資とは

藤原実資(ふじわら の さねすけ)は、平安時代公卿で、藤原北家・小野宮流の祖。
従三位・参議である藤原斉敏の4男として957年に生まれた。
母は藤原尹文の娘。

2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」では、お笑いタレント・俳優のロバート・秋山竜次さんが藤原実資の役を演じられる。


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小野宮流は藤原北家の嫡流であり、政治や儀式のしきたりに詳しい家柄であり、故実家・資産家であった。

藤氏長者である祖父・藤原実頼(さねより)の養子になると、本邸の小野宮ほかの莫大な財産を継いだ。
<注釈> 小野宮(おののみや)は、惟喬親王(文徳天皇・皇子)の旧邸
藤原実頼に始まる年中行事などの儀式作法を邸宅・小野宮に因んで小野宮流と称され、藤原師輔に始まる儀式作法を九条流と称する。

969年、侍従に任じられ、981年には蔵人頭(くろうどのとう)。
その後も参議、中納言、大納言と昇進し、1021年には右大臣、1037年には従一位に叙された。


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藤原氏の宗家であったが、天皇の外戚にならなかったことから分家である九条流に摂関家の主導権を奪われた。
そして、権力者となった藤原道長に対抗する者がいないなかで、9歳年上で才能の溢れた藤原実資は終始公正な批判者として政務を厳正に処理した。
ただし、藤原道長と対立したと言う事ではなく、藤原道長や藤原頼通の良き相談相手でもあり、朝廷を重んじた対応をする有能な官僚だったようだ。
藤原実資は、1046年1月18日に薨去。

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