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甲賀の里 忍術村って?
歴史が好き。
特に日本史が好きな方に忍者を知らない方はほとんど知らないでしょう。
忍者は室町時代~江戸時代に活躍した隠密や暗殺を家業とした集団や一族を言います。
甲賀忍者・伊賀忍者などが有名で、漫画るろうに剣心の作中には幕臣としてかつて雇われていた御庭番衆が登場しています。
御庭番衆は半分は創作の上でのキャラ設定ですが、御庭番として実際に江戸幕府8代将軍徳川吉宗の時代で組織されています。
今回のテーマである甲賀忍者は伊賀忍者と敵対する忍者として後世まで伝えられています。
ただし、アニメやマンガで出て来るような忍術が実際に行われていたかどうかは不明です。
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甲賀の里忍術村(忍術博物館建物郡)は日本遺産の構成文化財に指定されています。
参照→https://koka.ninpou.jp/
甲賀の村忍術村は甲賀忍者がいたとされる滋賀県甲賀市甲賀町にあり、地名からも甲賀忍者を連想する場所に位置します。
実際の施設の概要としてはファミリーやカップルで楽しめるテーマパークになっています。
甲賀忍者
平安時代に現在の三重県に鈴鹿関が設けられ、東国への重要な関所である甲賀は、有力な武士たちの拠点となりました。
そして大伴氏の一族である伴宿禰が甲賀の里の郷長となって一族を束ねていました。
その末裔が時を経て武士となり、甲賀武士が誕生しました。
甲賀の里は今の滋賀県甲賀市及び湖南市にあったとされています。
戦のない普段の日常生活は農業を営んだり行商をしたりして諜報活動を行っていたそうです。
忍者としての指令が下ると戦場などに出向いて、工作活動を行いました。
甲賀流忍者は手先が起用だったと伝わっており薬の調合が得意でした。
現在の甲賀にはその名残として今も製薬会社が多く存在しています。
甲賀忍者は六角氏の配下という立場でありながらも「惣」を形成していました。
集落に関わる全ての事案を多数決によって決定(合議制)・運営するなどしており、現在の議会の基礎となる考え方を持っていました。
この時代では全国的に見ても珍しい事で、すでの民主主義の考え方が備わっていた事になります。
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テーマパーク
甲賀の里忍術村は、テーマパークとして志能備神社・忍術博物館・からくり屋敷・手裏剣道場で1日楽しむ事ができます。
テーマパーク周囲には鈴鹿山麓の大自然に囲まれており、忍者が全盛期だった頃の甲賀の里の雰囲気を体験可能です。
甲賀忍者発祥の地である甲賀で大自然を満喫しながらタイムスリップして、忍者になりきる事が出来ます。
(寄稿)土佐武士の子孫
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