大分県 佐伯市にある佐伯城跡
佐伯城は、関ケ原の戦い後の1601年、日田から入部した毛利高政が
標高144mの八幡山山頂に築いた山城です。
山頂へは、三の丸櫓門から3本の登城道があり、最もポピュラーなのが
独歩碑の道で道幅も広く山頂近くに少々階段がある程度です。(この道を登城)
帰りは急で道幅も狭いが本来の登城道を下りました。他に翠明の道があります。
独歩碑の道を登ればいきなり本丸に到達します。写真の階段上が本丸跡です。
この階段、多分後付けではないでしょうか?石垣上に更に1.5m程の石垣があり
天守台だと思われます。小さな祠が祀ってあります。
本丸の西側が二ノ丸。この間は非常に狭い虎口と廊下橋が架かっています。
二ノ丸の西側が西出丸。かなり広い場所があります。
本丸の北側が北出丸。細長い場所でした。
樹木の伐採がされており眼下に佐伯の街並みが良く見えました。
独歩碑とは本丸外曲輪に明治の文豪で佐伯にも住んでいた国木田独歩の碑があるからです。
ところで、佐伯藩初代藩主の毛利高政は、元は近江鯰江姓で尾張へ移り森姓を称していたが、
毛利輝元により毛利姓を賜り毛利友重となり徳川時代に毛利高政になったとか。
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コメント
佐伯城は麓までは行ったのですが、登るのは断念したため、また、今度、行きたいところです。