寛永通宝
時代:江戸時代17~19世紀
寛永13年(1636年)に創鋳、幕末まで鋳造された通貨です。
材質は、銅製の他、鉄、精鉄、真鍮製のものがあったそうです。
貨幣価値は、裏面に波形が刻まれているものが4文、
刻まれていないものが1文として通用しました。
当時96文を銭通しに通してまとめると
100文として通用(短陌・省陌)し、通し100文と呼ばれていました。
小判や丁銀は日常生活には大変高額であり財布に入れて
使用される様なことはまずなかったそうですが、
銭は庶民の日常生活に愛用されて広く流通しました。
一分判や小玉銀(豆板銀)でさえ、
銭屋と称する両替屋で銭に両替して使われました。
国立博物館にて。
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